NeoVimは、Vimエディタの改良版であり、ターミナル上での編集作業をより快適にするために開発されました。以下は、NeoVimの基礎的な操作方法の概要です。
VimやViが一般的なLinuxに最初からインストールされているのに対して、現在のLinuxディストリビューションでは、私が知る限り、最初から入っているものはないため、先にインストールする必要があります。
インストール手順は下記の記事でやっていますので、インストールがまだの方は下記の記事を参考にインストールしてみてください。
https://www.tetoran.com/neovim_install/
NeoVimの起動とファイルの開き方
NeoVimを起動するには、ターミナルで「nvim」と入力し、Enterキーを押します。ファイルを開くには、nvimを起動した後、ファイル名を引数として渡します。例:「nvim myfile.txt」
エディタのモード切り替え
NeoVimには、コマンドモード、インサートモード、ビジュアルモードの3つのモードがあります。
- コマンドモード:ファイルの閲覧や移動、検索、削除などのコマンドを入力できるモード。エディタを起動した直後や、インサートモードから「Esc」キーを押すことで移行できます。
- インサートモード:ファイルにテキストを挿入することができるモード。コマンドモードから「i」キーを押すことで移行できます。
- ビジュアルモード:テキストの範囲を選択することができるモード。コマンドモードから「v」キーを押すことで移行できます。
エディタの保存と終了
NeoVimで編集したファイルを保存するには、コマンドモードで「:w」と入力し、Enterキーを押します。また、保存してエディタを終了するには、コマンドモードで「:wq」と入力し、Enterキーを押します。
文字列の検索
Neovimで文字列を検索するには、コマンドモードで「/」を入力し、検索したい文字列を入力し、Enterキーを押します。また、次の検索結果に移動するには、「n」キーを押し、前の検索結果に移動するには、「N」キーを押します。
カーソルの移動
NeovVmでのカーソルの移動には、コマンドモードで以下のキーを使います。
- 上に移動:「k」キー
- 下に移動:「j」キー
- 右に移動:「l」キー
- 左に移動:「h」キー
これらは、Neovimの基礎的な操作方法の一部です。
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