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LPIC Level1 mountコマンド

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はじめに

mountコマンドはLinuxやUNIX系オペレーティングシステムで、外部のファイルシステムをマウントするために使用されます。マウントとは、ファイルシステムをOSのファイルシステム階層に接続することで、そのファイルシステム内のデータをアクセスできるようにするプロセスです。以下では、mountコマンドの基本的な使い方について説明します。

mountコマンドの構文

mountコマンドの一般的な構文は以下の通りです。

mount [-t type] [-o options] device dir
  • -tオプションは、ファイルシステムのタイプを指定します。指定しない場合は、自動的に検出されます。
  • -oオプションは、マウントオプションを指定します。複数のオプションを指定する場合は、カンマで区切って指定します。
  • deviceは、マウントするファイルシステムを示すデバイス名またはデバイスファイルのパスを指定します。
  • dirは、ファイルシステムをマウントするためのディレクトリを指定します。

使用例

以下は、mountコマンドの基本的な使用例です。

mount /dev/sdb1 /mnt

この例では、/dev/sdb1という名前のデバイスを、/mntというディレクトリにマウントしています。ここで、/dev/sdb1は、外部のハードディスクドライブの1つのパーティションを表しています。この例では、/mntというディレクトリを作成し、外部のデバイスをこのディレクトリにマウントすることで、このデバイスのデータをアクセスできるようにしています。

mountの解除方法(umountコマンド)

マウント解除する場合は、umountコマンドを使用します。以下は、マウント解除の例です。

umount /mnt

この例では、/mntにマウントされているファイルシステムをアンマウントします。

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この記事を書いた人

SESで常駐しているサーバーエンジニアの普通の会社員
物理サーバーの導入、仮想基盤サーバーの導入、クラウド環境の導入作業等を設計から行っています。
趣味はゲームと漫画・アニメ
最近の口癖は時間がほしい。
最近はプログラミングもやりたいなぁと思い、独学で少しずつ勉強中。

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