目次
はじめに
LPICにはライブラリ関連のコマンドがちょくちょく出ます。正直プログラマじゃないので覚えれない!!となっているので、ライブラリに関連するものをまとめました。
ライブラリ関連のコマンドと拡張子
- ldd
ldd
コマンドは、実行ファイルが依存している共有ライブラリを表示します。- 例:
ldd /usr/bin/ls
- ldconfig
ldconfig
コマンドは、共有ライブラリのキャッシュを作成・更新し、新しく追加された共有ライブラリをシステムが認識できるようにします。- 通常は管理者権限が必要です。
- 例:
sudo ldconfig
- .so ファイル
.so
ファイルは、共有ライブラリファイルの拡張子です。/lib
,/usr/lib
,/usr/local/lib
などのディレクトリに配置されることが多いです。
- .a ファイル
.a
ファイルは、静的ライブラリファイルの拡張子です。- 静的ライブラリは、実行ファイルに直接リンクされます。
- ar
ar
コマンドは、静的ライブラリを作成・管理するためのツールです。- 例:
ar rcs libexample.a file1.o file2.o
- nm
nm
コマンドは、オブジェクトファイルやライブラリファイルのシンボルをリストアップします。- 例:
nm /usr/lib/libc.so
- strings
strings
コマンドは、バイナリファイルやオブジェクトファイルの中にある印刷可能な文字列を表示します。- 例:
strings /usr/bin/ls
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