目次
はじめに
スワップとはなにかというとWindowsでいう仮想メモリのことです。
メモリが足りなくなった際にあまり使用していないメモリをスワップ領域に避難し、使用する際に取り出す仕組みになっています。
スワップ関連のコマンド
LPICで出てくるスワップ関連のコマンドは下記の3つです。
- mkswap
- スワップ領域を作成します。このコマンドではスワップ領域を作成するだけで有効にはならないので、必ずswaponコマンドで有効にする必要があります。
- swapon
- 作成してあるスワップ領域を指定するとその領域が有効化されます。
- swapoff
- 有効になっているスワップ領域を指定するとその領域が無効化されます。
スワップを作成する流れ
ArchLinuxのようなLinuxを使用している方は、手動で作成する必要がありますが、最近のUbuntuやRHEL等のディストリビューションはインストールする際にだいたいがGUIで作成できるので、コマンドを打つ機会はあまりないかと思います。
スワップを作成する際のコマンドの流れは下記になります。
# /dev/sdbのパーティションを作成
fdisk /dev/sdb
# 上記のコマンドで/dev/sdb1が作られた場合)
# スワップ領域を作成
mkswap /dev/sdb1
# スワップ領域を有効化
mkswap /dev/sdb1
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